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« ニプロンのATX電源でPCオーディオの音質は変わらないのか? | トップページ | JPLAY旧日本語デスクからの脅迫メール »

2019-08-01

オーディオグレードSATAケーブルの大事なところ

SATAケーブルで重要な部分はどこだ?

 

オーディオ用SATAケーブルって高いよね?

有名なところでBrise Audioがありますが、ここのメーカーのSATAケーブルはシールド材に「広帯域非磁性特殊積層電磁波吸収材」が使われているそうです。これが高額な金額でも自信をもって販売できる音質の秘密なのではないかと思いまして、似たようなものを買って試してみることにしました。

 

それが下記画像の「RFID-100 広帯域電波シールドシート」というもので、本来カードスキミング防止用の材料になります。

他にもニッケルメッキ編組線とカーボンチューブを用意して、スクランブルで実験してみました。

Comcam_20190713_082828559

 

カーボンシールドの効果

 

先にカーボンシールドの効果を実験してみます。

オーディオではよくカーボンシールドが使われています。確かに仮想アースなどで炭等、カーボンによってノイズを吸収することはできます。がしかし、ケーブルに付随した状態で効果があるのか前から疑問でした。

 

最近、楽天で釣り具補修用?のカーボンチューブを見つけたので買ってみました。

更に、カーボンと言えば墨汁があります。墨汁も乾いた状態でもかなり高い抵抗値ですが導通があります。もしこれを流用できればかなり安くカーボンシールドができると思い、綿の紐を用意して含侵させました。

 

Comcam_20190704_025551958

綿の紐、太さ2.5mmのもの

 

Comcam_20190704_025909062

墨と硯。膠50%の墨で水からすります。

Comcam_20190704_032535999

綿の紐は意外と弾くので墨で叩きながら含侵させました。

 

Comcam_20190705_012822451

綿の紐が乾いたら線材を通しアルミ箔テープでシールド

 

Comcam_20190704_111901090

次にカーボンチューブ。先が広がり易く扱いにくいです。常にテープで留めておく。

 

Comcam_20190705_013636160

導通を測るとかなり抵抗値が低いです。

Comcam_20190705_015237796

こちらも線材を通してからアルミ箔テープでシールド

 

Comcam_20190705_025638454

SATAコネクターに接続

 

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今までの自作SATAケーブルと条件を同じにするために銅箔テープも巻いています

 

 

カーボンシールドの音質

 

綿の紐墨汁とカーボンチューブで比較試聴してみます。

綿の紐はアルミシールドのみに比べたら気持ちSN改善したかな程度でした。

次にカーボンチューブですが、こちらはハッキリとSNが良くなったのが分かります。ノイズが減って静寂さが増します。

 

 

 

シールド材の比較

 

次にニッケルメッキ編組線RFID-100 広帯域電波シールドシートで比較です。

ニッケルメッキ編組線は協和ハーモネット製で銅線にを施し編組線にしたもの。商品にはグラフが描かれており数百MHzからのシールド効果を売りにしています。

編組線は多少伸縮により太さが変えられ曲げ易い構造なのでケーブルのシールドには都合がいいです。

Comcam_20190703_041223423

 

対するはカードスキミング防止用のRFID-100 広帯域電波シールドシートです。

こちらは低周波20KHzから高周波4GHzまでの減衰効果を売りにしています。商品としては1m幅でメーター切り売りになり1m当たり10000円以上します。しかも、厚さが0.1mmとシールドテープに比べてかなり厚めです。

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ニッケルメッキ編組線とRFID-100の比較

 

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比較の為、ファインメットビーズ入りSATAケーブルを用意(画像上)しました。

 

正直なところニッケルメッキ編組線とRFID-100では大きな差は感じませんでしたが、明らかにノイズが減るだけでなく、ファインメットビーズ4個仕様と遜色ない感じになりました。ファインメットビーズは1個100円ほどするので、シールド材のほうがコスパは高いですね。

アルミ箔、銅箔、編組線シールドの3重シールドタイプとも比較しても、如実にシールド材の違いが出ていて、ノイズ抑制だけでなく細かい情報の正確な伝達がなされている感じが音から受け取れます。

 

更に先ほど好結果だったカーボンチューブシールドとRFID-100を合わせて2重シールドを試してみました。これはすごい効果がハッキリと分かります。圧倒的SNと情報量アップと奥行臨場感がまるで違います。
何よりRFID-100は両面フィルムで覆われていてグランドに接続されていません。にもかかわらず、これだけのシールド効果はすごいです。

 

ちょうどSATAケーブルの製作依頼もありオヤイデ純銀線で銅箔テープ、カーボンチューブ、RFID-100の3重シールドでケーブルを作ってみました。

前回アルミ箔と銅箔のみのシールドでは銀線特有のギラつきがありましたが、3重シールドではそのぎらつきが抑えられ、明るく煌びやかな音質になりました。 50cmの長尺ですがシールドのおかげかノイズを拾っている感じはなくオーディオ用SATAケーブルとして音質改善できています。

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実はこちらわけあってヤフオクで販売中です。

 

以上、SATAケーブルのシールド実験でした。

RFID-100は1㎝幅に切ってテープ状にして使用しましたが、やはり厚くてケーブルに巻くと曲げにくくなってしまいます。柔軟性を確保したい方は協和ハーモネット製のニッケルメッキ編組線をお勧めします。

 

次回、オーグラインをもう一度入手し、カーボンシールドを含めた3重シールドで更なる音質アップを目指そうと思います。

 

 

 

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