JPLAYデュアルPCモードは新世界へ導く
JPLAYは今までのソフトとはまるで違う
今回はさらにすごいといわれる
デュアルPCモードによるJPLAYの再生を試してみました。
デュアルPCモードにする理由
デュアルPCモードの設定
インターネットにつないだ状態の
イーサネットアダプターとは別にもう一つ用意する必要があります。
ルータ経由はJPLAYStreamerを使うネットワーク再生。
しかし、そんなまどろっこしいことをやってられない性格なので、それにいくつもオーディオ用PCにケーブルをつなぐのは気分的に嫌なので新たにPCを組んじゃいました。
まず再生専用PCにはとりあえずWindows10 64bitをインストールします。
続いてJPLAYをインストールしますが、単体PCモードの最適化にはチェックを入れずにインストールします。
チェックしてしまっても後でレジストリいじれば問題ありません。
レジストリいじりたくない人はJPLAYを再インストールしちゃいましょう。
コントロールPCにもJPLAYを同じようにインストールしておきます。
次にネットワークの設定です。
こんな画面になるので青くなっているインターネットプロトコルバージョン(TCP/IPv4)をダブルクリックします
「次のIPアドレスを使う」にチェックをして
画像を参考に数字を入れOKをクリックします。
今度はコントロールPC(Windows7の場合)を設定します
同じようにネットワークと共有センターを開き
「ローカルエリア接続」を開きプロパティをクリックします。
インターネットプロトコルバージョン(TCP/IPv4)をダブルクリックします。
「次のIPアドレスを使う」にチェックをし、IPアドレスを192.168.2.2と入れます。
再生専用PCと数値を間違えないようにしましょう。
サブネットマスクはTabキーを押すと自動で入ると思われます。
コントロールPCのJPLAYSettingsを開き、
Audio PCの項目を再生専用PCの名前になるようにクリックして合わせます。
「This computer」以外になればいいと思う。
OKをクリックして閉じます。
いよいよ再生です。
再生方法はコントロールPCでJPLAYminiを開き、単体PCの時と同じ要領でエクスプローラーからファイルを選択コピーしJPLAYminiをアクティブにしてスペースキーを押せば再生します。
再生専用PCのJPLAYは立ち上げなくて結構です。
もし再生できない場合はPlaying viaやDAC LinkやPC Bufferをいじくってみましょう。
さあその音質はいかに
!!!ってなります。驚きます。
本当にこのPCから出ているの?って思うほどすごいです!
中古のパーツを集めただけのPCですよ?
なんというノイズ感のない音か。
正にすべての音の成分以外余計なものをそぎ落としたかのような静けさ。
なのに音がしっかりと芯を持ち、その上DSDのように繊細な表現、空間に吸い込まれていく余韻。
ボーカルの声の微妙なカスレまで聞こえてきます。
どんどんボリュームが上がってしまいます。
今までのPCでは絶対に出せなかった音を今初めて聞いているようです。
なぜこれ程の音が出せるのか?
これほどまでにPCのノイズを排除できるとは、PCの持つポテンシャルにも驚かされます。
そう、PCは音楽再生に特化させれば十分オーディオに使える性能を持っているのです。
それをスイッチング電源だから、PCはノイズだらけだからと先入観でその性能を決めつけてしまい、やるべき対策をしなかった結果、やれアップサンプリングだソフトがどーたらと不毛な議論を生み、いつまでたってもPCオーディオが進歩しなかった理由だと思う。
PCオーディオは
ノイズを入れない、出さないようにしてやれば
十分な音が出てくるのです。
ノイズを入れないということはPCから下流のUSB-DACに対してではなく、ATX電源よりも上流AC100Vの段階でノイズをなくしてやればスイッチング電源は綺麗なDCを出してくれるのです。
そして再生時PCに余計な仕事をさせなければPCから出てきた信号はノイズによって汚される事なくとても綺麗な状態で出てきます。そうすれば普通のオーディオと同じように気持ちいい音楽が聴けるわけです。
そのためには部品にこだわるよりも
再生専用PCを組む。
AC100Vを綺麗にする。
これだけです。
まとめ
これでDSDだったらどーなっちゃうの?w(゚o゚)w
ハイレゾだから~とソフトにこだわってる場合じゃない!
KORG USB DAC デジタル→アナログ 変換器 フォノ入力対応 1bit DS-DAC-10R | ||||
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DoPによるDSDネイティブ再生が可能!
GUSTARD X20U デコーダ USB入力 32Bit/384kHz DAC
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