« XPERIA Z1fスマホのLCD液晶パネル交換を自分で修理 | トップページ | JPLAY製品版を購入しました&初めてのPayPalの登録 »

2017-02-20

JPLAYの真価を発揮するCOREモードの設定と使い方

 

WindowsServerのCOREモードの設定方法

 

 
JPLAYはWindowsServer2012R2
でも再生できます、
しかもWindows10より軽いためより高音質を狙えます!さらにCOREモードで再生することで更なる高音質が可能です。

 

 

COREモードへの移行はそれほど難しくはないので、ぜひともいらないHDDを用意して一度試してみて欲しいです。
 
今回WindowsServerのインストール方法とCOREモードへの移行方法を説明していきます。
 

 

COREモードをインストールするPC(再生用PC)とは別にコントロールPCを用意してJPLAYをインストールしておいてください。
私は今回Windows7で用意しました。

 

USB-DACはDS-DAC-10Rです。

1486804141775

 

日本語版と英語版を試してみましたが、何となく英語版のほうが良いような気もする・・・

余裕のある方は聞き比べてみてください

 

動画にしました。

 

 

 

このエントリーをはてなブックマークに追加

 

 

WindowsServer2012R2評価版のインストール

 

初めにWindowsServer2012R2をインストールします。インストールにはマイクロソフトアカウントが必要です。
Hotmailクラウドストレージなどが使えるのでこれを機に作っておくと便利です。
 

 

 

▲からWindowsServer2012R2のダウンロードを選択しサインインします。

 

Winserver

 

登録して続行をクリックし必須箇所を記入して「次へ」をクリックします。

 

 

WindowsServer2012R2のISOイメージ任意のフォルダにダウンロードします。 
インストールにはUSBメモリを使うと大変楽です。

 

USBメモリでインストールメディアを作るにはRufasが便利で簡単です。
こちらから▼

 

Rufasをダウンロードし起動します。(インスコ必要なし)空のUSBメモリを用意しインストールするISOイメージを選択し実行します。

 

書き込みが完了したらWindowsServer2012R2をインストールするPCに挿して起動します。

1486803985193

ブートメニューから起動するUSBメモリを選択します

 

 

1486804104544

起動すると言語とキーボード選択画面になります。そのまま次へ
英語版はキーボードをJapaneseにしておきます。

 

1486804141775_2

「インストールする」をクリックします。

 

1486804203995

StandardのGUIモードを選択します。

 

14868042352671486804276151

同意するにチェックを入れ「次へ」をクリックします。カスタムを選択

 

 

14868043152731486804347903

インストール先ディスクを選択し「次へ」をクリックします。

 

インストールが始まります。

 

 

1486805037629

再起動が何回かありインストールが終わります。
 

 

暗証番号入力設定します。複雑かつ「-」ハイフンなど入れないと設定できません。
暗証番号の認証が済んだらCtrl+Alt+Delを押します

 

暗証番号を入力WindowsServerが起動します。
 

 

WindowsServer2012R2がインストールできたら
初めに設定しておくと便利なこと

 

14868051975291486805227213

  • 自動ログオン

 

初めに自動ログオンできるようにします。
こちらからAutoLogonをダウンロードして パスワードを入力し「Enable」をクリックすると次回から自動でログオンされます。

 

 

 

  • シャットダウン時に理由を聞かれないようにする

 

WindowsServerではシャットダウンするときいちいち理由を聞かれます。
なのでこれをOFFにしてやり電源ボタンを押すだけで電源が切れるようにしておきます。
そうするとモニターを接続しなくても、自動ログオンと合わせてPCの電源ボタンだけでON,OFFできます。

 

 

Untitled_2

 

Untitled1_2

 

 

コマンドプロンプトを開き「gpedit」と入力するとローカルグループポリシーセキュリティが開きます

 

「コンピューターの構成」
「管理用テンプレート」
「すべての設定」を開いていきます。
「シャットダウンイベントの追跡ツールを表示する」
を開き「無効」を選択し
「適用」クリックして「OK」をクリックします。

 

 

 

  • サーバーマネージャー自動起動OFF

 

Untitled2_2

 

Untitled3_2

 

サーバーマネージャーの右上の「管理」を開き
「サーバーマネージャーのプロパティー」をクリック
「ログオン時にサーバーマネージャーを自動的に起動しない」にチェックを入れてOKをクリック。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デュアルPCモードのための設定

 

  • まずネットワーク設定

 

 

ここではLANケーブル直結での設定方法です
コントロール用PCをLANケーブルで接続

 

1486805602256

ネットワークと共有センターを開きます
接続されたイーサネットをクリックしプロパティ―を開きます。

 

IPv4の設定を開きアドレスを192.168.2.1にします
そのままTABキーを押しサブネットマスクが入力されます。
「OK」をクリックします。

 

 

 

  • ファイアーウォールの設定

 

接続されたネットワークのファイアーウォールを無効にします。
分からないときは全部無効にします。
 
 

 

  • JPLAYをインストール

 

JPLAYをインストール
「単体PCモード最適化」にはチェックを入れないでインストールします。
製品版は「Official」「Alternative」バージョンがあります。

 

どちらをインストールしてもかまいません。
再起動します。 
 
 
  • 使用するUSB-DACのドライバーをインストール

 

DS-DAC-10Rの場合はセットアップを開いてDS-DAC-10R Driverのインストールをクリックします。

 

 

  • 再生の確認

 

コントロールPCでJPLAY設定画面を開きAudioPCを選択しコントロールPCでJPLAYを再生してみます。

 

 
もし再生できない場合はコントロールPC、AudioPCそれぞれの設定を見直してください。
後は再生時のドライバーの選択やUSBケーブルの抜き差しなどあらゆることを試してみましょう

 

 

分からないときは質問してみてください。何か提案できるかもしれません。
 
 

 

 
 

 

COREモードへの移行

 

  • 移行前の準備
音出しが確認できたらいよいよCOREモードへ移行します。

 

COREモードへの移行前に準備します。

 

必要なファイルを空いてるUSBメモリにコピー
explorerを開き

 

  1. CドライブのWindowsのSystem32のdriversの「ksthunk.sys
  2. CドライブのWindowsのSystem32の「ksuser.dll
  3. CドライブのWindowsのSysWOW64の「ksuser.dll
の各ファイルをコピーします。

 

※ ksuser.dllはファイル名がかぶってしまうので適当なフォルダ、ここでは「ks」にSysWOW64のほうをコピーしておくと後で復元しやすくなります。
 
 

 

レジストリエディターを開きフォルダーを探っていき下記のファイルを右クリックしエクスポートしてコピーします。
「HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥ksthunk」 

 

 
POWERSHELLを開き下記コマンドを入力してEnter
「Uninstall-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra,Server-Gui-Shell -Restart」
書き換えがはじまり再起動されます。
 
-Restartの前は”スペース”が入ります
 

 

 
コマンドプロンプトが開かれた画面になります。
この状態がCOREモードです。

1486808058554

コマンドプロンプト
cd D:¥と入力するとUSBメモリが選択されます。
 
※”D”で認識されないときは”E”などで入れてみましょう。

 

 
コピーしておいたファイルを戻します。
下記のようにコマンドを入力します。
C:¥>copy D:¥ksthunk.sys C:¥Windows¥System32¥drivers
C:¥>copy D:¥ksuser.dll C:¥Windows¥System32
C:¥>copy D:¥ks¥ksuser.dll C:¥Windows¥SysWOW64

 

 
コマンドプロンプトで
C:¥>regedtと入力し、レジストリエディタを開いてファイルのインポートを開き
コピーしておいたレジストリファイルをインポートします。
PCを再起動します。

 

 
これでUSBデバイスが使えるようになっているはずです。

 

コントロールPCで操作し再生してみます。
音が出れば成功です。
 

 

再生されない場合は再起動したり、USBデバイスを抜き差ししてみましょう。
もしそれでも再生できない場合はGUIモードにもどして設定を見直してください
 

 

 
GUIモードへ戻し方
コマンドプロンプトで「PowerShell」と入力し起動します
PowerShell
「Install-WindowsFeature Server-Gui-Mgmt-Infra,Server-Gui-Shell -Restart」
と入力するとGUIモードに戻せます。

 

 

 

どうですか?
WindowsServerGUIモードでインストールした状態でもWindows10よりもSNが良くなっていると思いますがCOREモードはさらにノイズ感が減って楽器の艶というか質感がよりリアルになっていると思います。
 
 

 

試された方は感想コメントいただけると嬉しいです
 

 

使用したUSB-DAC
KORG USB DAC デジタル→アナログ 変換器 フォノ入力対応 1bit DS-DAC-10R


 

 



 

 

by カエレバ

 

 

 

 

こちらのDACはASIOドライバーなのでDSD再生はできませんが、それでもリッピングしたCDの情報をきれいに再生してくれます。
JPLAYDoP方式ならDSDネイティブ再生も可能です。
まだJPAYの音を聴いたことがない方はぜひJPLAYのCOREモード再生に挑戦してみてください。

 

感想だけでなく設定に関してわからないことがあればコメント待ってます。m(_ _)m
 

 

訂正
DS-DAC-10RでDoP再生できました
 

 

 

 

 

 

« XPERIA Z1fスマホのLCD液晶パネル交換を自分で修理 | トップページ | JPLAY製品版を購入しました&初めてのPayPalの登録 »

PCオーディオ」カテゴリの記事

JPLAY」カテゴリの記事

コメント

おかげさまでJPLAY FEMTOでCOREモードの設定が短時間にスムーズにできました。DS-DAC-10Rで高音質が得られてお助かりです。大変親切な記事を掲載されたことに感謝申し上げます。

>ななしさん
>
コメントありがとうございます。
お役に立てて何よりです。DS-DAC-10Rお使いなんですね。ソフト、ハード共に共通の方は中々いないので色々情報共有できたらと思います。

ご連絡どうもありがとうございます。

DS-DAC-10Rの分解の順序と静電気除去の記事も大変参考になりました。まだ、静電気の除去は試していないのですが、DS-DAC-10Rの底板を外して基盤の表と裏をTEACのバルクテープイレーサーCH-M2で脱磁を行ってみましたら良い結果が得られました。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: JPLAYの真価を発揮するCOREモードの設定と使い方:

« XPERIA Z1fスマホのLCD液晶パネル交換を自分で修理 | トップページ | JPLAY製品版を購入しました&初めてのPayPalの登録 »

無料ブログはココログ

スポンサー飲み物

  • docomo
  • LinkSwitch
  • 楽天市場