レコード盤からDSDで高音質録音 DS-DAC-10Rの使い方
アナログ盤からPCに取り込む
DSD録音が可能でしかも安い
録音はAudioGate4で簡単に
どうしても細かい編集をしたい方は別途編集ソフトを購入されたし
Sound it! 8 Basic for Windows|ダウンロード版
AudioGate4の使い方
赤印の「Edit/Rec」と「Input Monitor」をクリックすると録音できる状態になります。
録音できる状態になったら「Rec Setting」をクリックし
①出力先フォルダー
…をクリックして録音したファイルを保存するフォルダーを選びます。
②DSD録音ファイル形式
DSD録音するときのファイル形式を選びます。
③PCM録音ファイル形式
PCMで録音するときのファイル形式を選びます。
④PCM録音量子化ビット数
PCM録音するときのビット数を選びます。
※
録音フォーマットの選び方
環境設定でサンプリング周波数を44.1~192kHzを設定すればPCMに、
2.8MHzまたは5.6MHzを選択すればDSDでの録音が行われます。
上の画像では「Menu」のとなり「44.1kHz」のところをクリックすると環境設定が開きます。
⑤録音用フォノイコライザーの種類
録音するときにフォノイコライザーの種類を選びます。
フォノイコライザーなしで録音し、後からフォノイコライザーをかけることも可能です。
⑥総録音時間
一回で録音する時間を決めます。
デフォルトは6時間になっています。
⑦入力の種類
「LINE」か「PHONO」を選びます。
「OK」クリックして録音設定完了です。
⑧INPUT
矢印のINPUTのゲージをドラッグして録音レベルを調整します。
とりあえず再生し、一番大きい音の時にCLIPが赤くならないようにします。
録音設定のPHONOイコライザーあるなしで音量が変わるので注意!
①赤丸の録音ボタンをクリックすると録音開始
②CLIPしないようにチェックします
③一回で録音する時間が表示されます。
曲ごとに区切ってもいいですし、片面全部でも構いません。
④録音している経過時間
⑤「Add」
片面全部録音する際に曲間で「Add」をクリックするとマークが付きます。
後で、マークを基準にファイルを分割できます。
①「Add」
再生中でも「Add」をクリックすればマークが付きます。
曲の初めや終わりのいらない部分を分割できます。
②赤い線
これがマークしたしるしです。
③M001▼
複数マークするとM001から番号が付きます。
④「Divide」
「Divide」をクリックすると曲が分割されます。
いらない部分は左クリックで選択し右クリックで「ソングを削除」すれば削除されます。
ファイルを左クリックで選択し右クリックで「ソング情報の一括変更」をクリックすれば
タグを編集できます。
アルバム一枚分を録音し終わったからすべての曲を選択し、右クリックで「ソング情報の一括変更」するとアーティストやアルバム名などを一度に編集できます。
①タイトルやアルバム名を入力します。
②アルバムアートを好きな画像から選びます。
③各調整
左右の音量のバランスやゲインなどを調整します。
数値の枠内をドラッグすると変更できます。
通常は触る必要はありません。
④「OK」をクリックして編集完了
最後にエクスポートをします。
何故するかというと、プレイリスト上で編集したことは録音したファイルには反映されていません。
そのためファイルを一度エクスポートして、編集が反映された状態でファイルとして保存します。
赤印の「Export」をクリックすると設定画面が出ます。
エクスポートするフィルを選択されているプレイリストか現在のソング(一曲のみ)を選びます。
②出力先フォルダー
ファイルの保存先を選びます。
③ファイル形式
エクスポートするときのファイル形式を選びます。
元のファイルのままか変換する場合は任意のフォーマットを選びます。
④ファイルの種類
モノラル/ステレオを選択します。
⑤サンプリング周波数
サンプリング周波数を選択します。
⑥量子化ビット数
量子化ビット数を選びます。
⑦詳細設定・変換処理
ショボいPCじゃなければ変換処理は高品位を選びます。
「OK」をクリックするとエクスポートが始まります。
エクスポートが終了したらファイルを確認して終了です。
ねっ?!簡単でしょ?(◎´∀`)ノ
使ってみた感想
初めてDS-DAC-10Rで録音したときは、レコードプレイヤーはそのままの状態で録音したのでハムノイズや調整不足のためにひずみが出ていました。
その後PHONOケーブルを変えたり、トラッキングエラーの調整をちゃんとしたおかげでとてもいい状態でファイル化できました。
DS-DAC-10Rはそのもののつくりと、ソフトウェアによるフォノイコライザーによってAT-PEQ3よりも断然良いです。
ただ単独でフォノイコライザーとして使うには、PCを起動する必要があるのでチョット面倒です。
しかし、AudioGate4には様々なフォノイコライザーがあるので古いレコード盤も適正なフォノイコライザーをかけることが出来ます。
巷ではカセットテープのファイル化をしている方もいるようですし、あなたも是非、押し入れで眠っている古い音源をDS-DAC-10Rで復活させてみてはいかがでしょうか。
録音したファイルのサンプルです▼
下記はDSFファイル(zipで圧縮)です。再生環境のある方はお試しください。
クリックすると勝手にダウンロードされます。
KORG USB DAC デジタル→アナログ 変換器 フォノ入力対応 1bit DS-DAC-10R | ||||
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ソニー SONY ステレオレコードプレーヤー ハイレゾ録音可 PS-HX500 | ||||
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