ELEKITのTU-8100アンプキットは想像以上にすごい!!
やっぱりスピーカーで音楽聴きたいの!
私は数年前はAVアンプでサラウンドと
普通のステレオを所有して音楽を楽しんでいました。
一度一文無しになってからは
ヘッドホンで楽しんでいましたが、
音質が良くなるほどにスピーカーから聴いてみたい
という欲求にかられ遂に購入しました。
しかし、収入は当時よりも格段に少ないので
とてもメーカーの既製品は買えません。
でもそれなりの音は欲しいので
色々考えて検索していました。
以前の記事
で、安くてよさそうなELEKIT TU-8100を購入することにしました。
TU-8100は組み立てキットで、
自分でプリント基板に部品をはんだ付けしていきます。
結果はとても約2万円で購入できるアンプとは思えない
見事な音楽を聴かせてくれます。
音出しまでは4時間もあれば可能です。
TU-8100組み立て
キットの構成
- プリント基盤
- 各電子部品
- トランス
- 真空管
- ケース
- ACアダプター
が入っています。
用意するもの
- はんだごてと半田
- +ドライバー
- カッター
- ニッパー
- ラジオペンチ
あると便利な工具
- セロハンテープ
- テスター
プリント基板切断
プリント基板は複数枚の構成になり、
それらが一つになった状態で梱包されているので切断します。
といっても折り目が入っているので
机の端に合わせて曲げるだけで折れます。
部品ごとの番号がふってあり間違えることはないでしょう。
今回半田にはぜいたくに
オヤイデの銀入り半田を使いました。これね▼
OYAIDE SS-47 0.6mm 20g 音響専用ハンダ
説明書は図解入りでとても分かりやすく丁寧で
自分さえ部品を間違えなければ必ずできます。
UNIT-2、UNIT-3,4と組み立てていき
最後にすべてのユニットを組み合わせます。 特に難しいところはありませんでしたが、
私は大きいコンデンサを付けるとき
なかなか温まりにくいのか半田が付きずらかったです。
私が唯一分かりにくかったのが
RCAジャックの横に付けるネジ穴の部品を
基盤に付ける面でした。
あと私は色弱持ちなので
抵抗の色付けが少し見にくいですね。
もしわからない場合は
テスターで値を計ってからやれば間違いないです。
ケースに入れて真空管を差し込めば完成です。
スピーカーケーブルとACアダプター接続し
ボリュームスイッチを入れると電源が入ります。
真空管は音が出るまで少し時間がかかります。
20秒ぐらいで音が出始め、30秒ぐらいで完全に音が出ます。
TU-8100で使われるPCL86という真空管は
オーディオ用の複合管で
低周波増幅用の3極管と電力増幅用の5極管が
まとめて一本になっています。
まとめて一本になっています。
そのために相互干渉しないようにシールドでしっかり覆われていて
ヒーターの明かりが少ししか見えません。
そのためなのかLEDで下から明るく照らされていますw
私は真空管というとぼんやり明るく光るのが楽しみだったので
これは少しがっかりでした。
音質はどうかな?
これが私にとってちゃんと真空管の音を聴くのは初めてです。
まず音がちゃんと出るのか?
そしてスイッチオン、PCから音楽を再生してみます。
音出ました!
ちゃんと鳴ってます!
イエ~イ(≧∇≦)
一発で音出し成功は嬉しいですね。
中学の時技術の授業でインターホン作成した時以来の
電子機器の組み立てでしたが
やっぱり自分で作ったものがちゃんとできると嬉しいものです。
肝心の音ですがやっぱりまだ硬い感じです。
今までトランジスタのアンプしか使ったことないですが
そんなに違和感なくなっています。
でもピアノなどの高音になると
いい感じのキンキンした音になります。
これが真空管アンプの特徴になるのでしょうか?
とりあえずエージングもかねて色々な曲を流してます。
ただ、スピーカーはユニットしか購入していないので
低音がどんな感じかわかりません。
でも、なぜか定位感もちゃんとあり奥行きもあります。
早く箱に入れてちゃんとセッティングして聴いてみたいですね。
付属のACアダプターですが
ケーブル変えるだけで音がコロコロ変わります。
当然ファインメット通しただけでも良くなります。
もっと手を加えていけばそこそこイケるアンプになりそうです。
TU-8100の外観
よくネット通販で
真空管のカバーがあるのとない画像がありますが、
真空管のカバーがあるのとない画像がありますが、
どちらも同じですね。カバーは付属です。
ネットで評価を調べていると
このカバーを付けたほうが音が良くなるらしいです。
このカバーを付けたほうが音が良くなるらしいです。
耐熱性のナイロンらしいですが、
制震効果があるのでしょうか?
組み立てが面倒そうでまだつけてないので
本当かどうかまだわかりません。
ボリュームノブは
こちらも真空管カバーと同じで成型部品です。
こちらも真空管カバーと同じで成型部品です。
ただ見た目がちゃちいですw
TU-8100用ドレスアップオプションセットで見た目かなり良くなりそうです。
+1000円出せるならこちらも一緒に購入したいですね。
というかキット価格に+1000円で標準でいいと思うけど?
作ってみた感想
今回初めて真空管のアンプを組み立ててみました。
アンプの回路とか全くわからなくても
半田付けさえできてしまえば
ちゃんとしたアンプが手に入るのでこれはハマりそうです。
よく自作真空管アンプを作成している方には
基盤を使わずワイヤーだけで部品を接続し
とてもシンプルで綺麗に作られていて感心しちゃいます。
TU-8100はICも使っているので
部品自体はかなり少ないように思います。
なので意外と簡単で半田付けが慣れていれば
賞味4時間もあれば音出しに至れます。
出来合いの安い中華アンプで遊ぶより
キット組み立ても楽しいもんです。
完成品は約3万円ぐらいらしいので
4~5時間頑張って1万円浮くと思えば
結構コスパ高い製品ではないでしょうか?
PCL86(14GW8)の真空管は
他のブランドと差し替えができるそうです。
14GW8がアメリカ式型番で
この型番の物と同じであれば使えるそうです。
またジャンパーピンのJP1,JP2を切り替えれば
ECL86(6GW8)の真空管も使えるようです。
エレキットではもし音出しに成功しなくても
有償でエレクトリックドクターにヘルプしてもらえます。
ずっとヘッドホンだったので
アンプ自体の評価をしずらいです。
過去の記憶を頼りに感想を述べてみました。
こんな記事でも参考になれば幸いです。
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PCL86シングルステレオパワーアンプキット 真空管アンプ TU-8100 | ||||
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