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2017-05-09

FOSTEXのFE83En推奨バスレフエンクロージャーを作ってみる

久々にスピーカーで音楽を聴くためにまずはエレキットのアンプキットTU-8100を組み立てました。

このアンプはヘッドホン出力がありませんのでスピーカーが必要です。

 

しかし、現在スピーカーは一本もないので一から作ってみることにしました。

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まっ、新品を買う余裕が無いだけなんですけど(* ̄ー ̄*)
あと、いつかはバックロードホーンも作ってみたい。
というのもありまして、手始めに定評のあるFOSTEXのFE83En自作スピーカーの泥沼に足を突っ込みます。
 
 

スピーカーは箱で決まる?

 

 
今までは既製品の2WAYバスレフスピーカーしか聴いたことがありません。
部屋狭いし、お金ないし、でコスパとバランスのいい2WAYを必然的に選んでしまいます。

 

今回もアンプだけ新品購入してスピーカーは中古でもいいかななんて思ってたりしたのですが、色々ネットを徘徊しているうちにユニットだけ買って箱を自分で作れば安く済むし、後で色々遊べそうな感じなので思い切って自作することにしました。
 
自作スピーカーは箱作りだけでも無数のバリエーションがあり、何を作っていいかさっぱりわかりません。

 

とりあえずアンプと同時にユニットも購入し後でゆっくり考えようと思ってました。

 

でも、FE83Enの箱を開けてみると推奨バスレフエンクロージャーとダブルバスレフの図面が付属していました。

 

ネットを見てもこの推奨バスレフで作っている方がいなくて、ほとんどがオリジナルの箱を作成していました。
これではFE83Enに合う箱をどう作ればいいんだ。と思ってたところ。
SNSで箱を作ろうとしていることをコメントしたところ親切な方が推奨のダブルバスレフがいいよと教えてくれたのでこれを作ってみることにしました。

 

 

 

自作の聖地ホームセンターへ!

 

スピーカー作成以外でもかなり通っているホームセンターへ材料の買い出しです。
今回は初めてのエンクロージャー作りなので色々道具も必要になります。
その前に、今回私はただ推奨箱と全く同じではつまらない。と、なぜか思ってしまい、とりあえずダブルバスレフの上の部分だけ作ることにしました。ただの天邪鬼かも?
 
ちょっと後で色々実験してみたいのです。

 

推奨箱の図面では板厚が15mmで設計されています。しかし、MDFの15mmが最寄りのホームセンターにはなかった!仕方ないので板厚12mmの計算でサイズを測り直します。

 

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板を選んで指定のサイズにカットしてもらいます。

 

ダブルバスレフの上の部分だけなのでカット代込みでも2300円ぐらいでした。大きい穴空けは結構なお値段だったのでユニット取り付けよう穴は糸鋸で自分で開けます。

 

ダクトの穴は四角に開けるので丸穴もついでに糸鋸でやろうってことで節約です。とやってみたものの、自在錐でやったほうがいいですね。なぜかというと、糸鋸じゃ垂直に切れないから!!

 

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仮組

 

画像では分かりませんが微妙に精度が悪い、というか同じ幅になる板が、わずかに斜めになってます。
巷のホームセンターはこの程度なんですね。バックロードホーンなら専門業者のほうがいいでしょう。

 

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もうお判りだと思いますが、板取の寸法を間違えてしまいましたw

 

ユニット取り付け穴も図面とはずれてしまいました。ま、何とか鳴るからいいっか?!
一応一工夫で、端材でフロントバッフルを補強してます。効果のほどはわからない・・・

 

クランプもまともなのは買えないのでダイソーの奴と、スチール金具と長いボルトで自作です。
内側のボンドはたっぷり塗って空気漏れ対策です。全てネットの情報を参考にしました(o^-^o)
皆さんありがとう!

 

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とりま完成です。

 

 

 

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スピーカーターミナルも考えてないので
この有様です。

 

 

 

音質はどうでしょう?
やはり半端な状態なので低音の量感は少ないです。でも、中音域はとてもいいです。
 
あと定位感もフルレンジだけあって素晴らしいです。初めての自作でもちゃんとこれだけ鳴るのはユニットが良いからでしょうか?

 

 
私はバンドネオンの音色が好きでよくピアソラを聴いてますが金属リードの響きがとても綺麗です。
スペック上30kHzまで伸びているおかげなのか耳に刺さるような感じもなく心地いい高音です。

 

最近はハイレゾ音源も流行っていますがちゃんとCDとハイレゾの違いは出ますね。2万円の真空管アンプキットと1本1万円も掛からないスピーカーでこれだけの音が出せるのは正直驚きです。

 

以前は合わせて30万円のシステムで聴いていましたが、低音以外に関しては30万円のと遜色ないように感じます。
というか、自分が真空管アンプとフルレンジ一発の音があっているのかもしれません。

 

真空管の音はトランジスタとは違う楽器らしい音色を奏でてくれます。それを余すことなくFE83Enが紡ぎだしているという感じがします。
 
まだ完全にスピーカーは完成ではありませんが今はこの状態でも充分音楽は楽しめますね。これからが楽しみなスピーカーです。

 

今回購入した製品はこちらです

 

 

 
 
ホームセンター行くの面倒くせ―って方はこんなキットもあります

 

 


参考価格
 
TU-8100    20,500円
FE83En    8,358円(2本)
WP-718DB-F   9,180円
合計        38,038円

 

 

 

別途工具がいくらか必要ですが
相当コスパのいい組み合わせだと思います。
サブシステムなどにいかがでしょう?



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