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2019-08-01

オーディオグレードSATAケーブルの大事なところ

SATAケーブルで重要な部分はどこだ?

 

PCオーディオ用SATAケーブルって高いよね?

有名なところでWireDream やBrise Audio(ブリスオーディオ)がありますが、ブリスオーディオのSATAケーブルはシールド材に「広帯域非磁性特殊積層電磁波吸収材」が使われているそうです。これが高額な金額でも自信をもって販売できる音質の秘密なのではないかと思いまして、似たようなものを買って試してみることにしました。

 

それが下記画像の「RFID-100 広帯域電波シールドシート」というもので、本来カードスキミング防止用の材料になります。

他にもニッケルメッキ編組線とカーボンチューブを用意して、スクランブルで実験してみました。

RFID-100 広帯域電波シールドシート

 

カーボンシールドの効果

 

先にカーボンシールドの効果を実験してみます。

オーディオではよくカーボンシールドが使われています。確かに仮想アースなどで炭等、カーボンによってノイズを吸収することはできます。がしかし、ケーブルに付随した状態で効果があるのか前から疑問でした。

 

最近、楽天で釣り具補修用?のカーボンチューブを見つけたので買ってみました。

更に、カーボンと言えば墨汁があります。墨汁も乾いた状態でもかなり高い抵抗値ですが導通があります。もしこれを流用できればかなり安くカーボンシールドができると思い、綿の紐を用意して含侵させました。

 

綿の紐

綿の紐、太さ2.5mmのもの

 

墨と硯

墨と硯。膠50%の墨で水からすります。

墨で叩きながら含侵

綿の紐は意外と弾くので墨で叩きながら含侵させました。

 

アルミ箔テープでシールド

綿の紐が乾いたら線材を通しアルミ箔テープでシールド

 

カーボンチューブ

次にカーボンチューブ。先が広がり易く扱いにくいです。常にテープで留めておく。

 

カーボンチューブ抵抗値

導通を測るとかなり抵抗値が低いです。

カーボンアルミ箔テープでシールド

こちらも線材を通してからアルミ箔テープでシールド

 

SATAコネクターに接続

SATAコネクターに接続

 

銅箔テープも巻

今までの自作SATAケーブルと条件を同じにするために銅箔テープも巻いています

 

 

カーボンシールドの音質

 

綿の紐墨汁とカーボンチューブで比較試聴してみます。

綿の紐はアルミシールドのみに比べたら気持ちSN改善したかな程度でした。

次にカーボンチューブですが、こちらはハッキリとSNが良くなったのが分かります。ノイズが減って静寂さが増します。

 

 

 

シールド材の比較

 

次にニッケルメッキ編組線RFID-100 広帯域電波シールドシートで比較です。

ニッケルメッキ編組線は協和ハーモネット製で銅線にを施し編組線にしたもの。商品にはグラフが描かれており数十MHzからのシールド効果を売りにしています。

編組線は多少伸縮により太さが変えられ曲げ易い構造なのでケーブルのシールドには都合がいいです。

ニッケルメッキ編組線

 

対するはカードスキミング防止用のRFID-100 広帯域電波シールドシートです。

こちらは低周波20KHzから高周波4GHzまでの減衰効果を売りにしています。商品としては1m幅でメーター切り売りになり1m当たり10000円以上します。しかも、厚さが0.1mmと銅箔テープに比べてかなり厚めです。

RFID-100

 

 

ニッケルメッキ編組線とRFID-100の比較

 

ファインメットビーズ入りSATAケーブル

比較の為、ファインメットビーズ入りSATAケーブルを用意(画像上)しました。

 

正直なところニッケルメッキ編組線とRFID-100では大きな差は感じませんでしたが、明らかにノイズが減るだけでなく、ファインメットビーズ4個仕様と遜色ない感じになりました。ファインメットビーズは1個100円ほどするので、シールド材のほうがコスパは高いですね。

アルミ箔、銅箔、編組線シールドの3重シールドタイプとも比較しても、如実にシールド材の違いが出ていて、ノイズ抑制だけでなく細かい情報の正確な伝達がなされている感じが音から受け取れます。

 

更に先ほど好結果だったカーボンチューブシールドとRFID-100を合わせて2重シールドを試してみました。これはすごい効果がハッキリと分かります。圧倒的SNと情報量アップと奥行臨場感がまるで違います。
何よりRFID-100は両面フィルムで覆われていてグランドに接続されていません。にもかかわらず、これだけのシールド効果はすごいです。

 

ちょうどSATAケーブルの製作依頼もありオヤイデ純銀線で銅箔テープ、カーボンチューブ、RFID-100の3重シールドでケーブルを作ってみました。

前回アルミ箔と銅箔のみのシールドでは銀線特有のギラつきがありましたが、3重シールドではそのぎらつきが抑えられ、明るく煌びやかな音質になりました。 50cmの長尺ですがシールドのおかげかノイズを拾っている感じはなくオーディオ用SATAケーブルとして音質改善できています。

オヤイデ純銀線 カーボンチューブシールドRFID-100シールド オヤイデ純銀線SATAケーブル

 

実はこちらわけあってヤフオクで販売中です。

 

以上、SATAケーブルのシールド実験でした。

RFID-100は1㎝幅に切ってテープ状にして使用しましたが、やはり厚くてケーブルに巻くと曲げにくくなってしまいます。柔軟性を確保したい方は協和ハーモネット製のニッケルメッキ編組線をお勧めします。

 

次回、オーグラインをもう一度入手し、カーボンシールドを含めた3重シールドで更なる音質アップを目指そうと思います。

 

 

 

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コメント

こんばんは

お久しぶりです
荒井です

遅くなってしまいましたが‥
本日、ひさびさにリッピングしました

ようやく お譲りして頂いた
SATAケーブルを兼ねての
音質テストを行いました

実は、USB2.0カードの改造と、
プレミアム2ドライブの改造を
平行に行っていた為、エージングの
関係でレポートが遅くなりました

ざっくり言いますと…
USBカードはKEMETのポリマータンタル
コンデンサとSEコンデンサ、

ドライブは12Vと5Vの電源部に
KEMETのポリマータンタルと
SEコンデンサを抱かせ、
さらにUSB出力基盤にOSコンSPを
入れました

そんな訳で単体のレポートではないのが
恐縮なのですが…

かなり音場が広くなり、
S/Nの優れた透明な音になりました
空間表現力がCDからリッピングしたとは
思えないほどリアルです
清涼感が飛躍的に改善されました
おそらくこのあたりはSATA線の影響が
あるのではないか…?
という気がします

一方、若干、
高域が強くなったといいますか、
少し硬い印象もありました
これはもしかしたら、SPシリーズの
特性の可能性が高いかもしれません
OSコンは音が硬い印象と聞いてましたので‥
このプレミアム2のUSB出力だけが
スルーホールのコンデンサだったのだ
OSコンにした訳ですが…
今度、ここだけポリマータンタルに
リード足を付けて加工し、SEコンデンサに
打ちかえてみようかと考えています

複数の改造をしたので
明確なポイントを説明出来ませんが‥
かなり良い改善をしたように感じます

https://youtu.be/6n1jl_kwFcs
前とほとんど同じ曲ですが
今朝、アップしたものです

今度はノーマルのSATAに戻してみて
差異を探ってみますね

改めて 有難うございました

>荒井さん
>
ご報告ありがとうございます。
色々実験されていますね。SATAケーブルも音質に貢献できているようで何よりです。

オーグラインSATAケーブルも少しずつですが売れています。

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