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2020-04-27

新しいPC-Audioの伝送方法LAN-DACの技術Direttaを試してみよう!!

Direttaの伝送技術とは

 

PCオーディオといえば、USB-DACを使ってPCからファイルをDACに伝送して音楽を再生する方法が一般的だと思います。(他にも色々あるけど)
 
USBでもアシンクロナス(非同期)転送方式やASIOやWASAPIなど音質を改善する技術がいくつか出ています。またUSBケーブルをオーディオ用に変更したり、外部電源化して改善する方法もあります。

だがしかし、USB規格自体、電源線と信号線を平行に送っている為オーディオ用に向かない構造となっており、PCオーディオユーザーは頭を悩まされています。

そのUSBオーディオの様々なデメリットを克服すべく開発されているのがDirettaの伝送技術です。
DirettaはUSBではなくLANで信号を伝送します。
 
LANなら従来のネットワークオーディオと変わらないじゃないかと思われるでしょう。ですが、UPnPやDLNAなどのように再生を安定させることに重点が置かれている通信ではネットワーク機器(プロセッサ等)の負担が変動し、その変動による消費電力の変動が起き不安定な電源供給によって発生する低周波ノイズが音質に影響を及ぼします
その消費電力の変動を極力抑えるために通信の“平均化”を行う技術がDirettaの伝送技術です。←着眼点が凄い!

 

そして2020年に流行している新型コロナウイルスにより自粛の影響で家にいる機会が多くなったPCオーディオユーザーの為に、期間限定でDirettaのお試し版が公開されました。
以前から気になっていた技術なので早速試してみました。
再生環境構築は簡単ですので皆さんも是非やってみましょう!

5_20200427040401

Direttaお試し版の使い方

 

Direttaは本来DACに直接LANで伝送するための技術ですが、製品として現在はSFORZATOのDACのみになっています。
しかし大変高価な製品ですので、OLIOSPECではPCを用いてDirettaの技術が使えるTarget PCが販売されています。
このTarget PCを駆動するシステム(ディスクイメージファイル)と、操作用に必要なDiretta ASIOドライバーが今回お試し用として公開されています。

※注意
OLIOSPECとDirettaはお試し版のサポートはしていません


Target PC(再生用PC)にUSB-DACを接続し専用システムを入れたUSBメモリで起動、ホストPC(操作用PC)でJRiver Media CenterやFoobar2000等の再生ソフトを使い音楽ファイルを再生しLAN経由でTarget PCに繋いだUSB-DACから音がでます。

 

用意するもの

  • Target PCにするPC、USBメモリからシステム起動できるもの(UEFI対応の新しいのが望ましいHaswell以降)
  • USB-DAC USB Audio Classに対応したもの(専用ドライバなしで使える製品)
  • ホストPC Windowsが入った普段使いのものでOK
  • インターネット環境とルーターやスイッチングハブ(ホストPCがネット接続必須)
  • https://www.facebook.com/DirettaLinkAudioの4月20日の記事からdiretta_usb_bridge(ディスクイメージファイル)とDiretta ASIO driverをダウンロードしておく


 

初めに準備

USBメモリに専用ディスクイメージをインストールRufusbalenaEtcherなどを使うと楽です。各ソフト使い方は検索してください

ホストPCにDiretta ASIO driverをインストール、再生用ソフトをインストールしておく(Foobar等ASIOドライバー対応してるもの)

 

再生方法

Target PCにディスクイメージインストールしたUSBメモリとUSB-DACとLANケーブルの3つを挿して起動します(モニター、キーボードは接続しなくてOK)。LANケーブルはホストPCが接続されているハブに接続します。

ホストPCでDiretta ASIO configureを開き、USB Bridge Limitedが出てくる事を確認。
USB Bridgeが出てないとTarget PCが起動できていないか接続が上手くいっていない可能性がある
1_20200427023601

Target PCが起動してるか確認するにはモニターを付けてこの画面↓が出てればOK

Comcam_20200423_053813943

 

再生ソフトでASIO Direttaを選択しておきます
Foobar2000の場合
Foobar2000はASIOdriverも使えるようにプラグインも事前にインストールしておく

2_20200427025101

 

JRiver Media Centerの場合

3_20200427025101

 

 

ファイルを選択し再生します

USB-DACから音が出れば成功です。

 

再生が途中で止まる場合の変更点

Diretta ASIO configureのPreset Profileの値を変更します。LOW~の項目が低スペックPC向けです。

4_20200427030301

 

音質はどうでしょう?

私は初めLGA775のマザーボードで試したところ再生できずDACのせいかと思って、新しくNFJの安いバスパワー駆動のDACを買ってしまいました。

 
PCをHaswell世代のモノに変えたところTarget PCのDirettaシステムが起動できました。
音が出た瞬間、衝撃的な音の情報量に驚きました。定価4000円もしないDACからこんな音が出るのかと本当に目からうろこ状態。

PCもUSB-DACも全くノイズ対策無しでここまでできるとは夢にも思ってない音質。

タスクマネージャーでネットワークの転送量を見てみると、とても平坦になっています。これがDirettaの行っている通信の"平均化"でしょう
受信がNASからファイルをホストPCへ転送、送信がホストPCからTarget PCへストリーミングしてる。凸凹の違いに差が出ているのが分かる。
Photo_20200427044101

JPLAYでも同様にある程度一定の通信量を保っていますが、それ以上に平均化しています。

そう、JPLAYとDirettaは似たような動きをしています。なので一緒に使おうとするとプロセスで競合が起きて安定しなかったり、逆に音質劣化を招くそうです。

また、Preset Profileの値を変更しリンク速度を上げると音質良くなっていきます。しかし、ホストPCのスペックが低いと途端に再生が止まってしまいます。JPLAYで言うところのDAC Linkの項目と同じような感じです。この辺は設定を色々試して安定するところを探ってみるしかありませんね。

 

 

Direttaが目指してるところ

Direttaを試してみていかがでしょうか。Direttaがしたいことを感じられたでしょうか?
以前からホームページの技術を読んでいたんですが何がどうなっているのかさっぱりでした。Direttaの再生環境を構築することで大まかな構造は分かりました。

DirettaはこのTarget PCの部分をUSB接続の代わりに組み込むようにするみたい。
ぶっちゃけ解説できるほど理解してないのでDirettaのページ読んで下され
OLIOSPECのほうが分かり易いかもしれない


いずれSFORZATOのようにDiretta技術が導入されたLAN-DACが沢山出てくるといいですね。
しかしSFORZATOもSoulnoteと共同で策定した、I2SをDACをクロックマスタにして送る規格、ZEROLinkというものを作ったらしい。今までUSBの中であーでもねえこーでもねえと中途半端な改善から、本質的にPCオーディオの音質改善していく次世代規格が楽しみですね。

 

2020.6.9追記

日本ではOLIOSPECがTarget PC等販売しています。外国の方向けにDiretta Target USB Bridge for USB boot for any x64 PCをDiretta linkから購入できます。https://www.diretta.link/certificate.html

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PCオーディオ」カテゴリの記事

コメント

管理人様 こんにちは
Djokoです。そして、お久しぶりです。

 今はJPLAYFEMTO DUAL PCで音楽聞いてます。近い将来にDirreta導入を考えています。Direttaお試し版使ってみたいのですが、インターネットがIPv4にしか対応していないため見送りです。安定性について聞きたいのですが、管理人様が音が出る最高設定において、再生が止まったり、音が途切れたり、PCの動作がおかしくなったりする等の現象はおきますか?

>Djokoさん
>
どもども、お久しぶりです
Direttaの試用版はインターネット接続が必要ですが、ホストPC~Target PCの接続がIPv6になります。ルーターがIPv6に対応していればスイッチングハブ越しに両PCが接続できます。
またJPLAYデュアルPCのようにホストPC~Target PC間のLAN直結も可能(こっちが基本?)です。その際ホストPCだけはネット接続必須なので別に有線LANアダプタかWi-Fiが必要です。なのでDjokoさんの環境でもDirettaは試せます。

最高設定がPreset Profileの値のどれなのか分からないのですが(Super~40000?)、PCはTarget PCよりホストPCのほうがスペック高いほうが好ましいと思います。ホストPCも基本的に専用PCが好ましく、ネット閲覧してるだけでも一時的に止まったりします。何もしなければ止まることはありませんでした。
ただ、Target PCは古いPC(うちではLGA775)ではディスクイメージが起動できなかったので、できるだけ新しめのPCを用意する必要があります。

また、再生ソフトも設定次第かもしれないが挙動が変わる感じでして、クリップしそうな音源でTuneBrowserではプチプチノイズが出ることがあります。JRiver Media Centerは再生は安定しています。
DACは中華基板https://birochan-metal.cocolog-nifty.com/blog/2017/08/xmos-lpf-dsd-27.htmlですが十分に楽しめてます。

管理人様 Djokoです。
 詳しい説明ありがとうございます。幸いPCは新しいので問題ないです。
 USBメモリにイメージファイルを焼いて起動して音楽を再生したらなんと音が出ました!
 ネット環境は私もドコモ光で、プロバイダはエディオンネットです。ルーターはNEC WG2600HP2です。このプロバイダとルーターはIPv6IPoEには対応してなくて、IPv6PPPoEには対応してますが、ホームゲートウェイルーターが無いと使えません。DirettaはIPv6IPoEに対応していないと駄目なのかと思ってました。ただ、自分の環境だとipv6は機能してないはずなのですが、使えるならまあいいやというところです。

 DirettaはJriver26とHQplayer 4で試しました。そこで私のJplayfemto,Diretta構成を紹介しておきます。

ホストPC(コントロールPC);ガレリアKF ゲーム兼用 (windows10 pro 1909、OS起動ディスク Phison製のM.2SSD、corei7 9700K 8c8t、RTX2070super、メモリ16GB、マザーボードはASUS PRIME B365 Plus、音源はsamsung860pro 2TB SATA SSD、プロセスカットは最低限)
プロセスラッソでDirettaの場合はcore4-7にJriverやHQplayerなど音楽再生ソフトを当ててます。Jplayの場合は4-5に再生ソフト、7-8にJplayFemtoです。あと全部をcore0-3で全てを動かしてます。笑

ターゲットPC(オーディオPC);fujitsu LIFEBOOK WN1/D2 事務兼用(windows10 pro 1909 corei7 9750H 6c12t デュアルブートでwinserver2019を使用、OS起動ディスクWesternDigital製M.2 SSD、オンボグラフィック、メモリ32GB、プロセスカットして33くらい)
プロセスラッソでjplay.exeをcore6,8,10に当ててます。その他は0-5です。Direttaターゲットの場合は関係ないです。ペンギンさんが12匹いましたが、スレッドの数なのでしょうか。
Jplayにおいてwin10 1909とgustard usb driver との相性が悪くwinserver 2019にしてます。

ホストPCはルーターと有線LANで、ターゲットPCとはUSB-LANからクロスケーブルで繋がっています。

DDC ;GUSTARD U16 + CG-10M ドライバーiniファイル改変済み、ifi nano iGalvanic3.0使用
DAC;TEAC NT-505、DA-310USB(Direttaはまだ試してないです)
ヘッドホンアンプ;LUXMAN P-750U
ヘッドホン;p9 signature、T1 2nd、HD800S、AH-D9000等

Jplay再生方法 ;Jriver 26 プッシュ再生、kinsky win版、Noxplayer上で走らせた fidata music app 、BubbleUpnp 操作はコントロールPCで行います。
やや不安定ですがHQplayer 4 Desktop + Jplay asio driverもたまに使用します。

Diretta再生方法;Jriver26、HQplayer 4 desktop

 とりあえず、GUSTARD U16 + NT-505またはNT-505単独はDirettaは使えます。HQplayer 4で音出しした時は結構ビビりました。
 すごい音ですね!細かいシンバルの音がよく聞こえる感じがいいです!この鮮烈な音気に入りました!
 夜中いろいろ試したところ今の所は安定の最高はSuperV10000でした。Jriver,HQplayerとも同じです。
 SuperV20000やV25000やV40000にしてしばらくすると、シークや選曲してからの再生にかなりのラグがあるようになり、音が点滅するような音切れが発生します。
 Preset Profileの値ですが、設定のLow002からSuperV40000は単純に送信サイクルを上げていく高音質設定にしていくということでいいんでしょうかね。そうならHighがどこに位置するかよく分かりません。
 ブラウジングしながらだと再生が止まるということはいまのとこ無いです。わざとyoutubeを再生しながら検証してます。簡単なゲームも起動してみましたが大丈夫です。
 プロセスラッソで再生ソフトをcore4-7に当ててますが4-7の内の1つのcoreが常に100%になってますね。全体のCPU負担率は13~18%くらいです。jplayの場合はCPU負担率はほとんどありません。
 ターゲットPCにjplay.exeが走っている状態で送信サイクルを上げると動作が不安定になる感じがします。
Jplayの音質と安定再生のためGUSTARD U16を使用してini改変までしてましたが、Direttaの場合、音はDDCが無いほうが良いように思えました。
 NT-505とDDCありの同軸だと24bit、無しでUSB直結だと32bitの差なのでしょうか。それとも接点が少なくなったから?よく分かりませんが、、、
 ホストPCのガレリアXFはjplay検証のためデュアルブートでwinserver2019をインストールする予定でしたので、ついでにDirreta Asio Driverが入るか試してみようと思います。

 今自分はI2SDACの選定とオーディオ専用PCの自作または購入を考えてます。このDirettaお試しはとても良い刺激になりました。管理人さんに質問しないと、使えるのに見逃すとこでした。ほんとにありがとうございます。
 このお試し版は6月末までしか使えないのが残念です。次はDA-310USBが動くか試します。

>Djokoさん
>
Diretta再生できましたか。良かったです。
IPv6は最近のOS自体が対応してるのでDirettaも大丈夫なんだと思います。JPLAY FEMTOのアクティベーションもIPv6のアドレスでPCの識別してるようです。

ゲーム機兼用なんですね。しかもプロセスラッソ(初めて知りました)でCPUコアの割り振り迄行っているとは!しかもini変換もしてるなんて半端ないですねぇ。

Preset Profileの値はLow-High-Super○○の順らしいです(OLIOSPECのDiretta製品ページ)
何よりDirettaを試していただき、またその音質に驚かれていただき情報共有した甲斐があります。
また詳しい再生環境の共有ありがとうございます。これで試してもらえる人が増えると思います。
TwitterやFacebookでも知らせても未だ一人しか試してもらえませんでした。(PhileWEBでは以前から購入者がいます)
個人的にOLIOSPECがLattePandaのTarget PCを出してくれたら購入を考えてます。ノートPCとスマホテザリングでモバイルDirettaができるんじゃないかと想像してます。

>birochanさん こんばんは。
 Latte Panda の TargetPCですか。自分はUSBメモリのみの販売がいいです。絶対無いですが笑

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